次に稲に見られる病害(いもち病)、害虫の特徴を簡単に説明します。
いもち病は、苗いもち、葉いもち、穂いもちの3種類に分かれます。
1.苗いもち
症状としては、播種一週間目頃から鞘葉全体が、暗灰色または、褐変し、その後不完全葉や第1葉に灰緑色で周辺が褐変の紡錐形か不正形の病班がみえたり、1.5葉期頃になって苗が突然萎凋したり、地際部が褐変し、後に苗が枯死したりするのがみえます。
2.葉いもち
葉いもちの病班は、大きさ、色、形状によりいくつかの病班型にわけられます。
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| 白点型・褐点型・・・ |
点または小円形の白色(褐点型は褐色)の病斑が見られ、若葉に集団発生しやすいです。 |
| 慢性型・・・・・・・・・・・ |
紡錐形の病斑がみられ、色は中毒部(黄色)壊死部(褐色)崩壊部(灰色)によって違います。 |
| 急性型・・・・・・・・・・・ |
楕円形の病斑がみられ、色は暗褐色、ネズミ色です。病斑状に胞子が多数見られます。 |
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3.穂いもち
イネの部位でいもち病に罹病しやすいのは、籾>穂首>枝梗の順で、いずれの部位でもいもちが発生すると収量や品質に大きい影響を及ぼします。
出穂初期に罹病した穂はほとんど白穂となり、中〜後期に罹病しても著しい稔実不良となります。
(首いもち)
穂首節を中心にその上下部分が紫褐色〜褐色、灰色になります。
(枝梗いもち) 枝梗の一部または大部分が褐色になります。
※いもち病の発生要因として雨天日数が多く、風速が弱いほど発生が多くなりやすいです。また、25〜28度の温度が連続する時、病原菌の活動が活発で侵入時間も短くなるため、注意が必要です。
(ただし、急性型については、比較的低温条件下(20度前後)で発生しやすいです。)
病害虫については、初期害虫を含め次の害虫が山形では見られます。
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| 1.イネミズゾウムシ: |
外国より侵入した害虫。年発回数は1回で成虫越冬し、被害は越冬成虫による葉の食害と幼虫による根の食害があり、根の食害による生育不良や分げつの減少、品質の低下が見られます。 |
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| 2.イネドロオイムシ: |
寒冷地に見られる稲の初期害虫。年発生回数は1回で成虫越冬し、被害は成虫と幼虫による食害で葉脈に沿って加害されることにより品質の低下が見らます。
(イネミズゾウムシ・イネドロオイムシともに幼虫の被害が大きいので初期の防除が大切です。) |
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| 3.ツマグロヨコバイ: |
北海道を除く全国各地に分布し、恒常的に発生する害虫です。発生回数は4回で幼虫越冬し、被害は出穂後の穂の吸汁加害とイネのウイルス病(萎縮病・黄萎病)媒介です。
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| 4.イナゴ: |
年発生回数は1回で卵越冬し、被害は幼虫及び成虫の葉の食害です。 |
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以上が山形で発生が見られ、箱処理剤で防除出来るとされている病害虫です。
このページ を箱処理剤選びの参考にしていただき適した薬剤を使用してください。
※箱処理剤の注意事項としまして
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箱処理剤と除草剤を間違えないようによく確かめてから使用してください。 |
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天候と水管理が薬剤の効果に影響があるため、移植後は湛水状態(湛水深3〜5cm)を保ち、苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理には注意してください。また、天候に関しては、その年ごとの天候を見て状況に応じて対応してください。 |
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商品の注意事項と使用方法をよく読み正しい使用を行ってください。 |
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