各樹を観察し、結果母枝群をきめこまかく剪定。枝を整え、おいしい実がなるための準備がはじまります。
山形から、さわやかな初夏のたよりを運ぶ「さくらんぼ」。
明治元年日本に入り、全国で栽培が試作され、実績をあげたのが山形県でした。
それ以降県内に広がり、現在全国の生産量の約75%を占めています。栽培品種の中でも「佐藤錦」が県内栽培の約70%で、主力となっています。近年では「紅秀峰」も人気とともに栽培量をのばし、次世代の担い手として期待も高まっています。
雨による実割れを防止するため雨よけのテントを設置し、玉張り、着色、糖度などのきびしいチェックがされ、適熟とされたものだけが、ひとつぶひとつぶ丁寧に、収穫されます。

   さくらんぼ昔々   
image今では季節限定ではあっても、だれでもが気軽に食べることのできるさくらんぼ。ところが遡ること明治21年、汽車もない時代、山形のさくらんぼは木箱入りの荷姿でなんと、人力車や荷車で仙台まで運ばれ高値で販売された。明治34年にやっと奥羽線が開通、県外出荷の増加とともに栽培量も急速に増加し、今に至っている。

開花。この前には摘蕾が執され、良質の花芽だけにしぼられている。これもおいしいさくらんぼができるための栽培技術のひとつ。受粉は蜂や、毛ばたきで人工受粉がおこなわれます。
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さくらんぼに多く含まれるカロチンカリウム・鉄分は、貧血や疲労回復冷え性に効果があります。ストレスの多い現代人にはもってこいの果物です。
さくらんぼ 成分表
エネルギー 54kcal 蛋白質 1.0g
脂質 0.2g 糖質 13.2g
繊維 0.3g カルシウム 13mg
リン 17mg 0.3mg
ナトリウム 1mg カリウム 210mg
カロチン 42μg ビタミンA効力 23Iu
ビタミンB1 0.03mg ビタミンB2 0.03mg
ナイアシン 0.2mg ビタミンC 10mg
μg(マイクログラム)
Iu(インターナショナルユニット)
(可食分100gあたり)

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