ねぎ


長ねぎ 「関東は白、関西は緑」。これはねぎの食文化の伝統の違い。つまり昔から東日本では、長ねぎでも主に白い部分を食べ、西日本では緑の葉の部分を食べていました。そのため「根深ねぎ」系、「葉ねぎ」系が東西に分かれて栽培されてきました。しかし近年は情報交換が進み、交通も発達。料理に応じて白・緑それぞれの味を楽しむスタイルが定着しました。
 山形県も、もともと「白」の食文化圏。いわゆる根深ねぎ系を栽培していますが、葉鞘を白く柔らかく育てるために、ねぎの生長に伴って土寄せを繰り返すことが特徴です。
長ねぎ 土のついた皮を1枚はぎ取れば・・なんとも美しくツヤのある純白の肢体が、しなやかに真っ直ぐに伸びています。葉の部分の光沢もあるし、ハリがあって中が柔らかく仕上がるのが、山形県のねぎの良さ。甘みもよくのっています。素焼きにしても十分に主菜になりそうな立派さです。
 江戸時代の文献には「葱は目、耳、鼻、喉、顔、五臓などに薬効あり」と説かれています。独特の臭気と辛味は硫化アリルという成分によるもの。これが、胃腸を剌激して消化液を分泌し、食欲を増し、身体を温める。また葉の部分にはカロチンが多量に含まれるので、食べる際には「白」の部分と「緑」の部分をフルに使いましょう。

成分表
エネルギー 27kcal たんぱく質 1.1g
脂質 0.1g 糖質 5.9g
繊維 0.8g カルシウム 47mg
リン 20mg 0.6mg
ナトリウム 1mg カリウム 180mg
カロチン 150μg ビタミンA効力 85IU
ビタミンB1 0.04mg ビタミンB2 0.06mg
ナイアシン 0.3mg ビタミンC 14mg

主な産地
山形市・寒河江市・天童市・新庄市・川西町ほか


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