JA全農山形は今年、大手料理教室「ABC Cooking Studio」のレッスンなどで山形県産ブランド米「雪若丸」を使用する年間プロモーションを実施しています。

ＪＡ全農山形が県産米でプロモーション契約を結ぶのは初めて。

全国展開するABC CookingStudioと連携し、需要拡大と認知度向上を目指します。

 

契約期間は４月から当面１年間。

ABC CookingStudioへ年間40ｔほど販売し、国内にある約120カ所の全レッスンスタジオで「雪若丸」のみが使用されます。

生徒への試食会やインターネットによる生配信レッスンに使用されるほか、「雪若丸」を使ったレシピの開発、会報誌へのレシピ掲載を予定しています。

 

ABC CookingStudioに約25万人以上いる生徒のうち、およそ６割が食に関心の高い20～30代の女性。

昨年10月にABC CookingStudioが開いたイベントで、JA全農山形から「雪若丸」を提案・提供した際、講師や参加者からの反響が大きかったことや、コロナ禍で店頭での試食が行えない中、ＰＲの機会を増やせることから、両者のプロモーション実施の合意に至りました。

 

JA全農山形米穀部では、県と連携して「雪若丸」のさらなる認知度向上とブランド化を推進しており、SNS（インターネット交流サイト）を活用したPRも行っています。

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ＪＡ全農山形米穀部米穀集荷販売課の小屋賢課長は「SNSを積極的に使う若い女性をターゲットに、他県産米との競争に負けない人気を確立したい。『雪若丸』のおいしさを食べて実感してもらい、ぜひその魅力を拡散してほしい」と期待を寄せています。

 

５月からは各地のレッスンスタジオで試食会が開かれています。

ABC CookingStudioの広報担当者は「粒が大きく、どんな料理にも合うため生徒からも好評。家庭でも『雪若丸』を使いたいというファンは着実に増えている」と話しました。