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香港や台湾への桃の輸出好調!秋果実も昨年以上を目標に計画。

JA全農山形が取り組んでいる今年度の桃の香港への輸出量は前年比7割増となる約16トン、台湾への輸出は前回実施した2021年と比べて2割増の約1593㎏となっています。

 

輸出したのは東根市産の「川中島白桃」や「黄金桃」、「美晴白桃」など。

台湾の輸出は検疫条件が厳しく、害虫検査を徹底する必要があります。

出荷作業時には、JA全農山形とJAさくらんぼひがしねの職員が、白桃についている埃や虫などをコンプレッサーの風圧で取り除き、一玉一玉丁寧に検品や箱詰めを行いました。

 

現地では、県産桃の食味や外観など品質の高さが評価されており、中秋節向けのギフトや高級百貨店での販売向けに高い需要があります。

 

JA全農山形による香港と台湾への桃の輸出量は、コロナ禍の2020年~2021年は例年の約半分まで減退したものの、2022年以降は輸出拡大に向け、JA全農本所や輸出業者との連携を強化した他、現地の百貨店やスーパーでフェアなどを開き、現地のバイヤーに積極的なPRを行ってきました。

 

JA全農山形の2022年度輸出実績は、台湾向けのリンゴを中心に大幅増となりました。

今後も、ブドウや西洋梨「ラ・フランス」などの秋果実の輸出で、アジア圏を中心に、昨年以上の輸出量を目標に取り組む計画です。