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山形最上子牛市場で初せり!景気の良いスタートに

JA全農山形は1月6日、新庄市にある山形最上家畜市場で、山形最上子牛市場の初せりを開催しました。

 

雌牛88頭、去勢牛119頭の計207頭が上場され、このうち雌牛84頭、去勢牛118頭の計202頭の取引が成立。

雌牛の平均落札価格は71万4332円、去勢牛は68万6922円、全体の平均落札価格は69万8320円で、例年並みの価格となりました。また、最高価格は去勢牛の117万400円で、昨年の最高価格より14%高く、景気の良いスタートとなりました。

 

初せりに先立ち行われた新年祈願祭で、JA全農山形運営委員会の折原敬一副会長は「牛歩のごとく着実に前に進むことで、農畜産業のさらなる発展につながる。関係各所との連携を強め、活発な市場となるよう盛り上げていく」と、『丑年』へ期待を込めました。

せりの前には昨年度の多頭購買者表彰も行われ、(有)山口畜産、JAみちのく村山、JAおいしいもがみの3団体が表彰されました。

 

畜産部によると、昨年の子牛市場は新型コロナウイルスの影響による需要減で価格が低迷し、5月には2019年の同月に比べ25%減にまで落ち込みましたが、6月以降は回復に向かい、例年並みの価格に戻っているということです。