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第4回「和牛甲子園」取組評価部門優良賞を受賞した村山産業高校へ褒賞授与を行いました

1月28日、JA全農主催の第4回「和牛甲子園」で「取組評価部門 優良賞」を受賞した山形県立村山産業高校で、褒賞授与・贈呈式が行われました。

JA全農山形運営委員会の折原敬一副会長やJA全農山形の佐々木英之副本部長、JA全農北日本くみあい飼料(株)南東北支店山形営業所の鈴木良一所長が、優良賞を受賞した農業経営科3年生の5名に、賞状のほか、「総称山形牛」や山形県産米「雪若丸」を贈呈しました。

 

「和牛甲子園」は、全国の農業を学んでいる高校生が和牛肥育の取り組みや枝肉の質を競う大会で、取組評価部門と枝肉評価部門があり、今年は全国19県から33校が出場しました。

村山産業高校からは、女子生徒5名が参加し、同校唯一の肥育牛「景満(かげみつ)号」の飼育に挑戦しました。

生徒たちはサシバエによるストレスを軽減させるため蚊帳を設置したり、水で牛の体を流すなどの暑熱対策を行ったりと、入賞を目指して様々な工夫を行ってきました。

 

村山産業高校の青柳晴雄校長は「大変な思いをした分、喜びも大きいと思う。『命』について真剣に向き合ったこの経験が、これからの人生の大切な道しるべになる」と、改めて生徒達へお祝いの言葉を送りました。

折原副会長は「レベルが高い戦いの中で、山形県唯一の出場校が評価されたのは大変嬉しく思う。ひとえに、出場した生徒5人をはじめ、協力された多くの方々の努力が実を結んだ結果。誇りをもって、この経験を今後の人生の糧にしてほしい」と話しました。

 

生徒たちが肥育した「景満号」の枝肉は、1月29~31日に県内のスーパーで販売されました。