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県産「啓翁桜」を創建100周年の明治神宮へ奉納。被災地域の鎮魂と支援への感謝を示す。

JA全農山形と県内6JAは、サンクス・フラワープロジェクトの一環として、東京にある明治神宮に、県産の「啓翁桜」計140本を奉納しました。

 

サンクス・フラワープロジェクトは、明治神宮の創建100周年を記念した「神宮の杜芸術祝祭」のオープニング企画。

東日本大震災の復興の象徴として、東北6県の桜を奉納し、被災地域の鎮魂と国内外からの支援に対する感謝の意を示す企画です。

山形県からは、生産量日本一を誇る「啓翁桜」を奉納しました。

 

3月12日は各JAの集出荷場で、奉納する「啓翁桜」の出荷作業が行われました。

天童市のJAてんどうフルーツセンターでは、約2mの「啓翁桜」20本を、生産者が一束ずつ和紙で包装し、丁寧に箱詰めしました。

 

出荷された「啓翁桜」は、3月19日に明治神宮へ奉納され、20日から22日まで明治神宮に会津塗り花器を使用して展示されました。

 

JAてんどうの阿部隆幸天童花木生産組合長は「感謝の気持ちが伝わるよう、渾身の桜を選んだ。生産者一同で心を込めて育てた桜を見て、復興への希望を感じてもらえると嬉しい」と話しました。