NEWS & TOPICS

ニュース&トピックス

園芸

秋を彩る2025年産「庄内柿」の出荷最盛期を前に目揃会を開催しました!

JA全農山形と庄内柿振興協議会は3日、山形県鶴岡市にあるJA庄内たがわの羽黒中部選果場で「庄内柿」の集荷開始を前に、出荷数量の底上げとブランド価値向上を目的に、目ぞろえ会を開きました。

 

同協議会役員の他、庄内地区JAの担当者や選果場の選果人ら約50人が出席。

早生(わせ)種の「刀根早生(とねわせ)」をサンプル品に用いて、果実の色や形状、大きさなどの出荷規格を確認しました。

 

今年は着果状況・肥大状況ともにおおむね平年並みで、一部園地におけるカメムシによる吸汁被害はみられるものの、病害・気象災害による被害は少なく、順調に生育しています。

出荷最盛期は「刀根早生」が10月下旬頃、主力の「平核無(ひらたねなし)」が11月上~中旬頃の見込みです。

 

JA全農山形では今年産の出荷量を約2400~2500トンと見込んでおり、そのうち、北海道市場へ7割、関東市場へ2割、山形県内の市場へ1割出荷する計画です。

24日には、札幌市中央卸売市場でのトップセールスも予定しています。

 

JA全農山形園芸部の担当者は「品質基準を高位平準化により庄内柿のブランド価値をさらに高め、有利販売につなげていきたい。夏場の高温により、果肉先行型の成熟が予想されることから、適期収穫と選別基準を徹底してほしい。」と呼びかけました。