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山形県産「シャインマスカット」の目ぞろえ会を初めて実施しました!

JA全農山形は30日、天童市にある(株)全農ライフサポート山形で、令和2年産ブドウ「シャインマスカット」の目ぞろえ会を、初めて開催しました。

 

JA全農山形や県、JAの担当者ら約60人が出席。

主産地4JAの5地区から持ち寄られたサンプル品を用いて、出荷時の粒ぞろいの状態や等級の目安、産地ごとの収穫進度などを確認しました。

 

JA全農山形園芸部によると、「シャインマスカット」は全国の各産地で生産量が増加しているものの、市場や消費者からのニーズが高いため、より一層の安定供給と品質の向上が求められているとのこと。

 

県産品の出荷も年々増加していますが、これまでは生産者や産地ごとに品質のバラつきがありました。

そのため、品質を底上げして高位平準化を図り、評価やブランド価値を高めることを目的に、県の栽培技術担当者や県内JA担当者を集めた目ぞろえ会を、初めて実施することとなりました。

 

JA全農山形園芸部の鈴木雅昭次長は「品質を高位平準化させ、ブランド力や価格の向上につなげていきたい。県全体でのレベルアップが図られるよう、現場での指導に生かしていただきたい」と話しました。

 

生育状況は良好で、今年度は昨年比1割増の約250トンの出荷を計画しています。