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米穀

山形県産米販売拡大推進会議を開催しました。

JA全農山形は8月26日、令和4年産米の販売方針などを話し合う「山形県産米販売拡大推進会議」を東京都内で開催しました。

米の卸売業者や山形県農林水産部、県内各JA組合長、JA全農山形運営委員会の折原敬一会長ら代表者が出席しました。

 

開会に先立ち、折原会長は、生産者の高齢化による生産基盤の縮小や資材・燃料費高騰に危機感を示したうえで「食の安定供給は全農の使命。実需者ニーズに対応しながら、生産者の手取り最大化に向けて尽力する」とあいさつしました。

 

会議では、JA全農山形が生産現場の厳しい実情を卸売業者に訴えた中、再生産を考慮した適正な価格形成の実現に向け、協力を依頼。

JA全農山形では、「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」を3本の軸として、契約栽培・事前契約の拡大や販促活動の強化に取り組んでいきます。

中でも事前契約は、現時点で既に昨年を上回る申し込みがあり、早期に全量契約を目指して対応する計画です。

 

また、本格デビューから5年目を迎える「雪若丸」は、さらなる認知度向上と家庭用需要の定着・拡大を図り、今年も人気タレントを起用したCM制作や大手料理教室との共同PR企画に取り組みます。

さらに、コロナ禍で試食販売ができない中でも、店頭での動画放映やSNSを活用し、需要の掘り起こしを推し進める方針です。