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JA全農福島の菅野会長が7月の豪雨により被災したJAグループ山形へ見舞金と支援物資を贈る

7月の豪雨災害により被災した山形県内のJAと組合員を支援しようと、JA全農福島の菅野孝志会長は9月2日、山形市の県JAビルを訪れ、見舞金と支援物資を贈りました。

 

復旧作業にあたっている組合員やJAを支援するため、JA福島中央会から見舞金と、JA全農福島から500mlの飲料水1万2000本、福島県産米200gパックごはんが3600個贈られました。

 

菅野会長は「被災された組合員やJAの一刻も早い復旧を願っている。JAグループ福島として少しでも力になりたい」と話しました。

受け取ったJA全農山形の長澤豊会長は「大変ありがたい。被災された方々の励みになるよう、各JAで大切に活用する」と感謝を伝えました。

 

県のまとめによると、豪雨による農林水産被害額は9月2日の時点で、125億3600万円に上ります。

このうち、農地や農業用施設の被害が2403か所、79億8000万円で、水稲や野菜、果樹、花きなどの農作物被害が約2440ヘクタール、18億2000万円で、ハウスなどの施設被害が173件、5億1800万円となっています。

 

贈られた支援物資は、被害の大きい地区を中心に、県内15JAへと分配し、組合員の支援に活用します。