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「活力ある土づくり実践集団連絡協議会」を開催!肥料高騰への対策には土壌診断を!

山形県内の水稲生産者やJAなどで組織する「活力ある土づくり実践集団連絡協議会」(事務局=JA全農山形)は3月7日、上山市で2023年度研修会を開催しました。

 

研修会は毎年実施しており、今年は近年頻発する高温や大雨、日照不足への対策を強化し、気象変動に負けない水稲生産技術の習得をテーマに開かれました。

同協議会の会員や肥料メーカー担当者ら約70人が出席しました。

 

はじめに、JA全農山形米穀部が米穀情勢を報告。

その後、山形県農林水産部農業技術環境課の錦秀斗主査が、高温少雨対策マニュアルの概要と技術対策について情報提供しました。

 

また、土壌肥料・技術アドバイザーの安西徹郎さんが「水稲栽培における土づくりのポイント」と題して講演を行いました。

安西さんは「肥料高騰への対策に土壌診断は最も有効な対策。土の中の状態を確認し、生産阻害要因を取り除くことで、圃場の生産力を最大限に引き上げられる」と説明。

加えて関係各組織には、土壌診断結果を現場に繋ぎ、効果的な土づくりと施肥を行うよう呼びかけました。