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JA全農山形×日本航空東北支社×JAL Agriport 3者で連携協定を締結!

JA全農山形と日本航空(JAL)東北支社、JALグループの農業法人 JAL Agriportは2月19日、県産農産物の輸出拡大と農業労働力支援、県産農畜産物の魅力発信を3本柱に、連携協定を締結しました。

JALグループとJA組織が物流を絡めた協定を結ぶのは全国初。

 

山形県JAビルで締結式を開き、長谷川直秀JA全農山形県本部長と佐野寛人JAL東北支社長、花桝健一 JAL Agriport社長が協定書に署名しました。

協定締結は、JA全農山形がJTBなどと取り組んでいる農業労働力支援事業に、JALグループが2022年と2023年に参加したことがきっかけになりました。

なお、2023年にはJA全農山形とJALグループで、タイへのサクランボ輸送試験も行っています。

 

2024年度は、サクランボ大玉新品種「やまがた紅王」をタイに、ブドウ「シャインマスカット」をカナダに空輸する実証実験を行い、輸出の可能性を探ります。

JALグループが持つ60か国以上の国際線ネットワークと鮮度を保つ梱包方法や輸送のノウハウを生かし、海外での販路拡大を推し進める方針です。

さらに、農業労働力支援の取り組みもより拡充させる他、空港関連施設での県産農産物PRイベントなども検討。

 

長谷川直秀県本部長は「世界に山形県産を打って出る攻めの姿勢と農業労働力支援で生産基盤を守る姿勢の両輪で、農業現場に新しい風を吹き込んでいく」と力を込めました。