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農業と観光を連携させた「アグリツアー」を鶴岡市温海地域で実施!農村交流イベントも開催しました!

JA全農山形と山形県、鶴岡市、JTBの4者は鶴岡市で11月4日~8日の5日間、農業と観光を連携させ、産地の労働力確保や関係人口の増加を図った旅行企画「アグリツアー」を実施しました。

 

「アグリツアー」は参加者が旅行・観光を楽しみながら対価が発生する農作業に参加できる企画。

昨年度から実施しており、4回目となる今回、初めて市町村も加わって実施されました。

 

東京都と千葉県、愛知県から60~70代の男女計4人が参加。

参加者は4泊5日で鶴岡市温海地区の温泉旅館に宿泊して観光を楽しみつつ、伝統野菜「焼畑あつみかぶ」の収穫作業に従事しました。

 

11月6日には「アグリツアー」の参加者限定で農村交流イベントを開催。

参加者は「焼畑あつみかぶ」について学んだ後、漬物作りを体験しました。

昼食は、鶴岡市越沢地区でのみ栽培されている在来作物「越沢三角そば」を堪能しまし、農林水産省などが実施する「豊かなむらづくり全国表彰事業」で昨年度、内閣総理大臣賞を受賞した越沢自治会の代表者らと交流しました。

 

11月7日は雨が降る中、参加者はカッパを着用して収穫作業に臨みました。

愛知県から夫婦で参加した男性は「大きくてつやの良いものを収穫できると気持ちがいい。農作業の後の温泉は格別」と話し、「数日参加しただけでも農業の大変さとやりがいを実感した。農産物が消費者の口に届くまで、生産者の苦労と努力がどれほど積み重なっているのか学ぶことができる貴重な体験だ」と笑顔を見せました。