2025.06.19
営農
「アグリツアー」農村交流イベントを開催しました!
JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者は尾花沢市で6月11日、サクランボの収穫作業などを含む旅行プラン「アグリツアー」の参加者による農村交流イベントを開きました。
アグリツアー初参加者や4回目となるリピーター参加者も含め、大阪府や東京都、青森県など県外在住者7人が参加しました。
尾花沢市役所の担当者がガイドを務め、参加者は新緑艶やかな徳良湖遊覧、市が日本一を誇る夏スイカの圃場を見学した後、地元住民との交流を楽しみながら、山菜などを使った郷土料理を味わいました。
また平安時代より続く柿渋染について学び、山形県の伝統芸能「花笠おどり」を体験しました。
「アグリツアー」は、JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者で令和5年度から取り組んでいる企画で、今回が5回目です。
農業と観光を連携させ、繁忙期を迎えた産地の労働力確保や関係人口の増加を目指しています。
参加者は観光を楽しみつつ、東根市や寒河江市などのサクランボ園地で対価が発生する収穫や選果作業に従事します。
大阪府在住でアグリツアー4回目の参加となる中田順子さんは「アグリツアーに参加したことがきっかけで、大阪で店頭に並ぶ山形県産のさくらんぼや尾花沢産のスイカが目に留まるようになった。見るもの全てが新鮮で、日常生活では味わえない貴重な体験ができる。このツアーと交流イベントにまた参加したい。」と笑顔を見せました。