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「牛乳・乳製品需要拡大プロジェクト」県産牛乳・乳製品を県内の放課後児童クラブへ提供。

JA全農山形、山形県、山形県牛乳普及協会、山形県乳業協同組合は「牛乳・乳製品需要拡大プロジェクト」として、県内の放課後児童クラブへ県産牛乳と乳製品を提供しました。

それに先立ち、3月25日は山形市の第二千歳学童保育クラブで贈呈式が行われました。

 

当プロジェクトは、新型コロナウイルス感染拡大防止策に伴う臨時休校により、学校給食用の需要減少による牛乳・乳製品流通の停滞や、児童が牛乳を飲む機会が失われることを危惧して計画されました。

県内にある328の放課後児童クラブに希望を募り、県産牛乳(200ml)を約8100本、ヨーグルトを約9200個提供しました。

 

贈呈式では、JA全農山形の後藤和雄県本部長、吉村美栄子山形県知事、山形県乳業協同組合の戸田雅大理事長が、第二千歳学童保育クラブの児童に、県産牛乳とヨーグルト計180個を贈りました。

牛乳を飲んだ児童は「皆で飲むのは久しぶり。牛乳は大好きだからとても嬉しい」と笑顔で話してくれました。

 

JA全農山形畜産部によると、例年3月は学校給食用に190から200トンの牛乳が流通するが、新型コロナウイルスの影響で学校給食での需要が減少したため、現在は生乳をより需要のある加工品原料などに使用しているということです。

 

県産牛乳とヨーグルトは3月27日に、各施設へ配布・提供されました。

後藤県本部長は「生産者を応援したいという強い思いがある。未来を担う子供達には、県産牛乳をたくさん飲んで、これからも元気に過ごしてほしい」と話しました。