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雪国ならではの特産品「やまがた雪やさい」認知度向上に向けてPR

JA全農山形とJAおいしいもがみは1月7日、山形県真室川町で、雪を有効活用した特産品「やまがた雪やさい」の目揃い会を開きました。

10日の初出荷を前に、雪の中で貯蔵したニンジン、キャベツ、ダイコン、ハクサイの4品目を並べ、JA担当者と真室川町野菜生産組合雪室野菜部会の佐藤久和部会長が、集まった生産者に、箱詰めの方法や出荷規格を説明しました。

 

「やまがた雪やさい」は、野菜に付加価値を付け、長期的な販売機会を作ることで生産者の手取り向上に結び付けようと、県とJA全農山形、JAおいしいもがみで2018年から生産・販売に取り組んできました。

野菜を温度0度、湿度90~100%の雪下・雪室で保管することで、雑味や青臭さが抜け、甘みが強く感じられるようになるといわれています。

 

佐藤部会長は「市場からの評価も高く、生産者一同で切磋琢磨し、おいしいものを届けたい一心で取り組んでいる。取り組み4年目を迎え、県内外での認知度の高まりを実感している。雪国の知恵を生かした特産品をぜひ多くの人に味わっていただきたい」と話してくれました。

また、今年は生産者同士で事前に保管場所・環境を確認し、より高い品質での出荷を目指したといいます。

出荷は2月末まで行われ、県内や首都圏のスーパーで販売されます。

 

「ゆきやさい」は、雪を使った野菜の特産品として、2021年にJA全農の商標として登録されました。

JA全農山形とJAおいしいもがみでは、認知度向上を図るため、専用の生産資材や動画を作成するなど、積極的なPR活動を行っています。

今年は新たに、PR動画を視聴できるQRコード付きのポップを作成しました。

産地の取り組みに密着したPR動画、ぜひご覧ください♪