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たらの芽、うるい、ふきのとう目ぞろい会を実施!一足早い春の味覚、本格出荷に向けて

JA全農山形は1月17日、たらの芽、うるい、ふきのとうの目ぞろい会を開催しました。

JA全農山形と県、県内JA担当者、東京の青果市場関係者ら45人が参加しました。

 

JA全農山形では今年の出荷量について、たらの芽は約30トン、うるいは約66トン、ふきのとうは約620㎏と計画しています。

昨年6月~8月の高温と長雨により一部地域で生育停滞が見られたことや、生産者の高齢化に伴う栽培面積の減少が影響し、出荷量は前年比2割程度減少する見込みですが、品質は例年通り良好とのこと。

 

コロナ禍で低迷していた価格は、行動規制の緩和に伴い国内外の旅行者が増加したことで、業務用需要とともに回復傾向にある一方、円安による生活用品や食品などの値上げで、消費者は嗜好品の購入を控える傾向にあります。

 

JA全農山形では、早期売り場面積の確保と価格の安定化を目的に、重点市場との値決め販売も行う方針です。

また、JA全農山形おきたま園芸ステーションのパッケージ機能を生かしたギフト商品の販路拡大と贈答品目としての定番化を目指し、インターネット販売などで新たな需要の掘り起こしに取り組んでいます。

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出荷は昨年12月下旬から始まっており、2月~3月上旬に最盛期を迎えます。

目ぞろい会では、各産地JAから持ち寄られたパックを並べ、市場関係者が、出荷規格や荷づくり作業時の注意点などを説明しました。

 

東京シティ青果(株)野菜第4部の新川洋幸部長代理は「山形県産は全国随一の高品質だが、他県産も山形県産に追いつこうとしており販売競争は激化している。生産者間で品質に差が出ないよう、徹底した指導をお願いしたい」と呼びかけました。