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山形県の秋の風物詩「庄内柿」の目ぞろえ会を実施

JA全農山形と庄内柿振興協議会は10月6日、山形県鶴岡市のJA庄内たがわ羽黒中部選果場で「庄内柿」の目ぞろえ会を開催しました。

 

庄内地区JAの担当者や選果場の選果人・検査員ら約50人が出席。

本格的な出荷を前に、JA庄内たがわから持ち寄られたサンプル品を用いて、果実の色や形状などの出荷規格を確認しました。

 

JA全農山形園芸部の担当者は「大玉出荷と品質にばらつきがないことが有利販売につながる。出荷規格に留意した選果をしていただきたい」と、品質統一によるブランド価値の向上を呼びかけました。

 

庄内総合支庁農業技術普及課によると、春先の低温と7月の長雨や日照不足の影響により、果実肥大は昨年よりやや小さいが、着果は平年並みからやや多い程度となっているとのこと。

 

JA全農山形では、今年は約3000トンの出荷を計画しており、そのうち、北海道市場へ74%、関東・東北市場へ26%の出荷を予定している。出荷最盛期は、早生(わせ)種の「刀根早生(とねわせ)」が10月下旬、主力の「平核無(ひらたねなし)」が11月上旬~中旬頃を見込んでいます。

 

なお、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年北海道の市場で行っていた「庄内柿」トップセールスの実施は取りやめとなりました。