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産地での交流が新たなビジネスチャンスに!「農を起点とした異業種交流会」を開催しました!

JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者は山形市で6月23日、農作業従事を社員研修などに組み込んだ「アグリワーケーション」の参加者による「農を起点とした異業種交流会」を開催しました。

 

県外企業と県内企業それぞれ5社をはじめ、関係者ら約40人が参加。

各社から農業や食に関連する取り組み事例の発表が行われ、山形市に本社がある(株)でん六は、金山町産のピーナッツをブランド化する地域貢献活動について、JR東日本からは地産品を活用した商品開発の取り組みなどが紹介されました。

 

昼食をはさんで行われた交流会では事例発表に関する質疑応答の他、県産農産物の魅力や「サクランボ収穫作業あるある」など、一般的な異業種交流会では見られないような話題で盛り上がりを見せました。

株式会社NTTドコモの男性社員は「園地で一緒に汗を流した仲間だから、まるで友人のように気兼ねなく仕事の話ができる」と笑顔を見せました。

 

「アグリワーケーション」は、JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者で取り組んでいる「元気な農業人材確保プロジェクト」の一環で企画されたもの。

繁忙期を迎えた産地の労働力確保や関係人口の増加をはじめ、県内外の企業交流や「アグリワーケーション」を契機とした新たなビジネスチャンスへの発展、産業活性化を目指しています。

 

参加者は6月10日から24日までの間、東根市と天童市、寒河江市のサクランボ園地で、収穫や選果作業に従事しました。

農作業の対価は各社に支払われ、こうした農作業受委託事業による社員研修プログラムに、異業種交流会が付随する企画は全国でも初めて行われました。