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園芸

2022年度山形温室メロン生産組合通常総会を開催しました。

山形温室メロン生産組合(事務局=JA全農山形)は12月15日、山形市で同組合の通常総会と市場担当者との意見交換会を開催しました。

同組合員をはじめ、JA全農山形や各JA、市場担当者ら約30人が参加しました。

 

園芸部によると、今年はコロナ禍で停滞していた業務用・ギフト向けの需要が回復したものの、全国的に作付面積や生産者数の減少が続いており、市場出荷量の不足感から価格は高値基調で推移したとのこと。

 

一方、山形県産は、8月以降の需要期に他県産の出荷量減少と品質低下により、本県産への指名買いがあったほか、中華圏の中秋節向けの輸出量が例年より増加したことから、出荷ピーク時には価格が一段高の展開になるなど、好調な販売経過を辿ったことが報告されました。

 

市場との意見交換会には、東京青果(株)果実第4事業部とセントライ青果(株)果実部の代表者が参加。

市場担当者は「物価高の影響により、消費者の購買意識は嗜好品に向きにくくなっており、果実全体が厳しい状況にある。しかし、今年の山形県産は例年通り品質も良く、秋口まで順調に需要も確保でき、価格も高値で推移した」と話しました。

続けて「来年も山形県産には期待を寄せているので、生産量の維持と正確な出荷計画による安定出荷を心がけてほしい」と呼びかけました。

 

また、総会に先立ち、9月15日に行われた「2022年度山形県温室メロン品評会」で入賞した組合員の表彰式も行われ、最優秀賞と優秀賞、優賞を受賞した6人に賞状と記念品が贈呈されました。

【 2022年度山形県温室メロン品評会の記事は こちら 】